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【オープンキャンパス】保護者にも来ていただきましょう。

高野卓矢

投稿日:2023.2.20

更新日:2024.2.8

みなさん、こんにちは。
株式会社ケシオンの高野です。
学校の広報のお手伝いを中心に仕事をしております。
具体的には、大学・専門学校等のwebサイトや学校案内等のご提案が、私の主な仕事です。

このような業務に携わる中で、約100校のオープンキャンパスを拝見する機会がありました。そして、「人が集まっている学校」と「そうでない学校」では、ある特徴があることに気がつきました。その特徴をここで、書き記していきたいと思います。

前回は「学生は学校の鏡。」という、タイトルでお届けしました。
まだ読んでない方は、下記よりご確認いただけます。

▼前回記事リンク先
学生は学校の鏡

そして今回は、「保護者にも来ていただきましょう。」です。
そんなことは知っている!とみなさん、お考えでしょう。
ですがやはり人が集まっている学校は、保護者の来校も多いです。
保護者にアプローチすることがいかに大切か、また、どのように来校してもらうのかをお伝えします。

まず、保護者と一緒に来校した場合と、高校生が単独で来校した場合の「歩留まり率」の違いについて。

まず、保護者と一緒に来校した場合と、高校生が単独で来校した場合の「歩留まり率」の違いについて。
エリアや学校の分野によって歩留まり率の変化は大きく異なりますが、
OCに来校した高校生の出願率は、20%~50%が一般的です。
それが、保護者と一緒に来校した場合には40%~70%になるのです。

つまり、保護者と一緒に来てもらわないともったいないということになります。
保護者からの「あの学校、良い学校だね。あそこに決めたら?」のひと言が、それだけ大きな力を持つのです。

次に、「保護者の方にも響く告知ツール」をつくること。

ホームページやDM、学校案内書等の告知ツールに、
「保護者にとって興味のある内容」を盛り込まないと、保護者はなかなか来てくれません。

では、保護者の方にもアピールするためには、どんな表現・内容にすべきでしょうか?

・明確に「保護者の方も一緒にどうぞ!」と記載すること。
・「どうすればその学校に合格できるのか?(受験対策等についての情報)」を記載すること。
・「学費(奨学金を含む)や資格取得・就職率」について記載すること。

特に3つ目は訴求力が高く、「保護者向け奨学金説明会等の告知」はより効果を発揮します。

つづいて、来校した保護者には、「保護者向けのコンテンツ」を。

学生が集まっている学校さんでは、「学費や奨学金、資格や就職についての説明等」に特化した
「保護者向けのコンテンツ」を用意している場合が多いです。
わざわざ学校に足を運んでくれた保護者だけに提供するコンテンツで、保護者にとって知りたい情報をしっかりと伝える。
そして、体験授業などに取り組むお子様と合流してもらい、学生たちと笑顔で話す姿を見ていただくことでさらに強くアプローチします。

そして、保護者を意識したOC。

当たり前ですが、自分の子どもは誰よりも可愛い。
だからこそ失敗してほしくないし、しっかりと成長してほしい。
2年間で大きく成長した学生たちの姿を、お子様の2年後と重ね合わせます。
うちの子も、ここに来たら、こんなに成長するんだ!としっかりイメージをしていただき
ましょう。
OC後の帰路で、満足している二人の会話がイメージできるようなOCにしてください。


次回は、「低学年は重要」について書きます。
よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

高野卓矢

株式会社ケシオン プランニングマネージャー

高野卓矢

株式会社ケシオン プランニングマネージャー

大学・短期大学・専門学校の募集のお手伝いを専門にするセクションと、
高等学校訪問を行うセクションの代理店に、25年勤務。
その後、株式会社ケシオンに転職。
感覚的な募集から理論的な募集へと、学生募集のリデザインを行い
オープンキャンパスの改善を中心にした、募集改善施策を実施。
数年間で募集倍増に繋がった学校も数法人に。