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【SNS】<SNSの進化>新機能、トレンド追えていますか…?

山田洋平

投稿日:2023.7.24

更新日:2023.8.14

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第13弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回は【WEB・SNS広告やる意味あるの?!】について解説しました。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
【SNS】<数字が出ません>WEB・SNS広告、それでもやる意味はあるの?〜後編〜

SNSは進化が早い?

いまさら言わずとも…という感じかと思いますが、SNSは本当に進化が早いです。
SEOやGoogle、Yahoo!広告から約10年、WEBマーケティングで戦ってきた私ですが、
SNSはとにかくトレンドが変わり、新機能がつき、アプリの使い方が変わったりします。

そんなSNSの進化を探るため、
どのような変化があったのかを改めてまとめてみました。
※もちろん、学校に役立つ機能に絞りますね。


「そういえばそうだったよなぁ(懐)」
「俺たちの時代は良かったよなぁ…(涙)」
と、懐かしい気持ちにひたっていただく…わけではなく(笑)

過去を探ることでこれからのSNSがどうなっていくのか、
少しでもこれからの運用のヒントに繋がればと思います。

1、Instagramストーリーズの追加

Instagramのストーリーズは、24時間後に自動的に投稿が消える機能です。
元々はSnapchatという海外のSNSアプリが最初に導入したものですが、
その後Instagram、Facebook、Twitter(現在は終了)など、多くのSNSがこの機能を採用しています。

24時間で消えることから炎上のリスクも少なく、気軽に投稿できるという点から、日本ではストーリーズの機能は非常によく好まれています。
学校やビジネスのアカウントでも、少しくだけた発信をすることで親近感を得るために活用されています。
(意外とストーリーズを使っていない学校さまもあります。まだ…という学校さまは必ず利用しましょう!)

2、ライブ配信

ライブ動画配信は、リアルタイムでビデオコンテンツを共有する機能です。

5年ほど前は、Twitterと手軽な連携ができるツイキャスが人気アプリでしたが、
現在ではInstagram Live、YouTube Live、TikTok Liveなどが人気を集めており、イベントの生中継や発表会などのライブはYouTube、
プライベート雑談などの縦型ライブではInstagram、TikTokといった形で分けられていることが多いです。

また、縦型ライブでは共有ライブ(コラボ配信)という機能も有名人を中心に多く使われており、
今までは一人しか配信できなかったライブが、二人などの複数人で配信できるようになり、
「有名人同士でのトークライブ配信」という形も盛り上がりを見せています。

学校公式でもライブ配信をするアカウントは増えています。
縦型ライブではスマホ1台で始められますので、学生スタッフによる質疑応答ライブを利用する学校が少しずつ増えてきました。

3、マイクロインフルエンサー

フォロワー数は少ないが、特定のニッチ分野で専門知識を持っている人のことをマイクロインフルエンサーといいます。
(フォロワー数1000〜1万人程度の方々を指すことが多いでしょうか)

フォロワーが少ない分、比較的PR料も安価となり、特定分野のフォロワーを持っている人々にPRをお願いできるというマーケティングで、
ここ数年ではECでの重要性が特に高まっています。

数年前では有名人、芸能人などフォロワーの多い方を使ったPRが一般的でしたが、
100万フォロワーを持つ方は大きな影響力をもつ一方で、費用も大きくかかってしまうため、
「マイクロインフルエンサーを複数人にお願いする」という形も現在では一般的になっています。

4、縦型動画

このようなさまざまな変化がある中、唯一変わらないのがスマートフォンの形です。
ずっと縦型が一般的ということもあり、SNS各社は縦型動画への対応が増えてきました。

すき間時間の奪い合いとなった令和の時代では、InstagramリールやTikTok、YouTubeShortsは、
移動中でもさっと見れる縦型の動画コンテンツを特に重視しており、
ユーザーは縦型動画を簡単に作成、共有できるようになりました。

ただ一方で、完全に縦型に移行するわけではなく、家でゆっくり視聴したい、PCで長い時間見たい、
といったコンテンツはまだまだ横型が主流であり、
学校SNS動画でも縦と横の併用が続いていくと思っています。

私はよく「縦横どっちで制作すれば良いの!?」と聞かれるのですが、
2〜3分の公式YouTube動画は横型、
30秒未満の日々のSNS動画は縦型、
が現状では無難ですとお伝えしています。

5、SNSでもAI

こちらが一番の大きな波ではないでしょうか…?
SNSプラットフォームでももちろん、AI技術が活用されています。

たびたび私のブログやウェビナーでも解説していますが、
コンテンツのフィルタリングとパーソナライズが一番大きな点です。
(カタカナがダメな方も少しだけお付き合いください)

SNSでは、AIを使用して趣味嗜好や行動履歴を調査し、あなただけにおすすめの投稿を表示しています。
具体的には、投稿内容のテキスト、表示時間、いいね、フォローなどの行動データを分析し、AIアルゴリズムがそれに基づいて最適な投稿内容を選別しているということです。(SNS上では日々の行動も情報収集されているということですね)

これにより使いやすくなった一方で、新しい分野の情報に出会う可能性は低くなり、学校アカウントとしてはちょっと難しい時代に入っていると言えます…


以前のこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
【SNS】フォロワー数、ハッシュタグ。実は無意味?!

まとめ

【SNSの進化】についてまとめてきました。

SNSはとにかく進化、変化の嵐です。
私も「学校SNSのプロ」と勝手に名乗っておりますが、とにかく日々必死に情報収集を行っております…!

今までは有益で効果的だった運用方法が、実は全く無意味になってしまう可能性もあります。

SNSを募集活動に利用するのであれば、日々のアンテナを張っておいて損は無しです。

「なんだか数字が出なくなったな…」
「この運用で合っているのかな…」

という状況でお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティングのご相談もお受けしております。


それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。