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【オープンキャンパス】学生は学校の鏡。

高野卓矢

投稿日:2023.2.15

更新日:2024.2.8

みなさん、こんにちは。
株式会社ケシオンの高野です。
学校の広報のお手伝いを中心に仕事をしております。
具体的には、大学・専門学校等のwebサイトや学校案内等のご提案が、私の主な仕事です。

このような業務に携わる中で約100校のオープンキャンパスを拝見する機会がありました。そこで私が感じた人が集まっている学校と、そうでない学校の差ともいえる特徴をブログに書き記しております。

前回は、「オープンキャンパスは、設計が大切。」というテーマで記しました。
まだ読んでない方は、下記よりご確認いただけます。

▼前回記事リンク先
オープンキャンパスは、設計が大切。


まず、学校には宝物がたくさんあります。
・学生さん
・OBOG
・先生

変えられない、買えないものは、大きくこの三つです。
(歴史や伝統もそうですね)

その中で「今を映す鏡」と言えば、学生さんではないでしょうか。

一方でイキイキ学んでいる学生さんがたくさんいる学校は、やはり人が集まっています。
授業に来ない学生さんがたくさんいたり、来ていても寝ている学生さん、断りもせず教室を出ていく学生さんが多い学校もあります。
そんな学校のオープンキャンパス(以下OC)は、やはり高校生が楽しめるものになっておらず、まず何より、学生さん自身が楽しそうに見えません。

OCに参加している高校生が楽しそうな学校は、学生さんもとても楽しそうです。
学生さんが学校を好きな証だと、私は考えています。

誰だって学生さんがイキイキしている学校に進学したいと思いますよね。

それはもちろん、保護者も同じです。
一年後、二年後のお子様と学生さんを重ね合わせて見ることでしょう。
この学校に進学すると、うちの子も一年後、二年後にこんなにしっかりするんだ。
そうやってお子様と重ねながら、学生さんを見ていると思います。

しかしそうは言っても、保護者はお子様が「あの学校が良い」と言えば大きく反対しない場合が多いかもしれません。
となるとやはり、OCに参加している高校生の満足度を高めることはとても大切です。
そしてそのためには、高校生と接する学生さんのコミュニケーション力の向上が不可欠になります。

学生さんに主体的に動いてもらうには、どうすればよいのか?
その上で、学校の想いも反映してもらうにはどうすればよいのか?

そこで大切なのが、普段から教員・職員が学生さんと愛のあるコミュニケーションを取ることです。学生さんとの信頼関係が高ければ、お互いの意思が通じ、時によっては無理も聞いてもらえますよね。

「うーん、イマイチなOCだなぁ」と思っていた学校さんが、五年後に驚くほど変化した例があります。
学生さんは、常に笑顔。
目を見て大きな声でハキハキ話す。
教員・職員の指示を待つことはありません。
高校生のために自ら考えて、自ら動いています。
その学校は以前は定員の半分程しか人が埋まっていませんでしたが、今では定員を満たすまでになっています。

良い教育を行い、愛あるコミュニケーションをとっている学校は、学生さんが学校を愛しています。

時間が合いましたら、ぜひ皆様の学校のOCも見学させてください。
無料でレポートも作成いたします。
(ご要望が多数の場合、日程調整やお断りをさせていただく場合もございます。悪しからずご了承ください)

よろしくお願い申し上げます。

次回は、「保護者も呼びましょう」というタイトルでお届けします。お楽しみに!

この記事を書いた人

高野卓矢

株式会社ケシオン プランニングマネージャー

高野卓矢

株式会社ケシオン プランニングマネージャー

大学・短期大学・専門学校の募集のお手伝いを専門にするセクションと、
高等学校訪問を行うセクションの代理店に、25年勤務。
その後、株式会社ケシオンに転職。
感覚的な募集から理論的な募集へと、学生募集のリデザインを行い
オープンキャンパスの改善を中心にした、募集改善施策を実施。
数年間で募集倍増に繋がった学校も数法人に。