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【炎上回避】学校SNSでも危険はある!!

山田洋平

投稿日:2024.4.18

更新日:2024.4.19

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第31弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回記事は【今こそブログ〜後編〜】についてです。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
https://www.kesion.co.jp/pd/blog/20240326/

※学校SNSに特化したX(旧Twitter)はこちらです。
https://twitter.com/withfun_y_y
ぜひこちらも合わせてフォローをお願いいたします。

1. 学校SNSは炎上しない?

「いいねも閲覧数も少ないし、学校のSNSなら炎上もしないでしょう…」そう考えている方も多いのではないでしょうか?
実はそうではありません。事例は少ないものの、学校でも炎上の可能性はあります。
今回のブログでは、昨今毎日のように聞く「炎上について」掘り下げて解説いたします。
運用後担当者の方はぜひ最後までご覧ください!

2.学校で起こりうるSNS炎上の事例

宣伝に便利なSNSですが、プロモーション活動で炎上をしてしまうケースが多いです。良かれと思って宣伝したその手法や伝え方に問題があり、炎上してしまったケースを2つご紹介します。
※実際に学校で起こりうる事例です。


A.路上での写真撮影
学校案内やHPなど、写真撮影の機会も増えてきましたが、ロケ地での撮影許可を得ても、そこに映り込んだ一般の方々からのクレームにより炎上してしまった例です。
映り込みについては難しいところですが、良い写真が撮れた際に、ぼかしをいれる、フォトショップなどで加工する、そもそも映り込みをできる限り減らすなどの対策が必要となります。


B.漫画広告
SNSの広告で漫画を利用する企業も増えてきました。
しかし、こちらの漫画の世界観がジェンダーギャップを感じるとして炎上してしまった例があります。
男子はこうあるべき・女子はこうあるべき
洋服、メイク、仕事、言葉使いなど
こういった世界観、メッセージを広告やSNSにて不特定多数に伝えることで、不快に感じる方からのクレームが殺到してしまったのです。


特に専門学校では、男性の多い分野などもあるかもしれませんが、その広告の伝え方には注意が必要です。
広告は不特定多数の方に触れるため、キャッチコピーについては、インパクトだけでなく、炎上リスクの観点からもしっかりとご検討ください。

3. 炎上の予防策

では、炎上の回避策はあるのでしょうか??
結論、これをしておけば絶対に大丈夫!とは言えないと思います。
が、それでは元も子もありませんので、少しでも炎上の可能性を減らす予防策を記載いたします。

正確な情報、名称を発信する:投稿前に「合ってるかな…?」と調べる一手間を絶対に惜しまないこと。
感情的な反応を避ける:否定コメントやご指摘は、いつかは必ずついてしまうもの。感情的に反論することは絶対にやめましょう。
適切なトーンと言葉選び:「〜すべき。〜である。」といった断定はできるだけ避ける。
個人で運用をしない:できる限り2名以上の体制で行うことを推奨 。
投稿は作り置きする思いつきで投稿をした文章が一番のリスクです。普段は気をつけている方でも、ちょっとした表現の誤りが炎上リスクを生んでしまいます。

いかがでしょうか?どれも当たり前かもしれませんが、その当たり前ができなくなってしまうのが人間ですね。自分自身を過信せず、改めてご覧くださいませ…

4. もし炎上してしまったら…

最後に、万が一炎上してしまった場合の対応です。(考えたくないですが…)

速やかな対応:炎上には迅速に対応する。
投稿の削除または修正を行う:間違った情報を出してしまったり、不快に思われる方がいる投稿は削除しましょう。
公式コメントの発信:アナウンス無しで投稿削除をすると、「逃げている」と思われてしまいます。「先ほどの投稿に誤りがございました。お詫びして訂正いたします」など、公式のアナウンスは行っておくことを推奨します。
(特定の方に迷惑をかけていたら)きちんと謝罪する:ポストして終了、ではなく、しっかりとお詫びの気持ちを直接伝えましょう。炎上が続かないように、当事者間での争いをまず終わらせる必要があります。


こちらも当たり前の対応策ですが、炎上したあと、意外にも多くの方が
初動で謝らない」「他者(SNS担当者)に責任をなすりつけてしまう
といった対応が見られます。
まさかの炎上に冷静ではいられなくなってしまう、ということもあるのでしょうが、責任をなすりつけてしまったり、無視したりすることは避けたいですね。


まずすべきことは、状況を把握することです。
特定の方に迷惑をおかけしたのであれば、しっかりと謝罪することも忘れないようにしてください。

まとめ

学校のSNS運用は今やなくてはならないものですが、改めて炎上リスクと事例を理解して、常日頃から適切な運用を心がけることが一番の炎上対策となります。

ありがたいことに私は過去5年以上、ほぼ毎日学校SNSを運用してきましたが
一度も炎上したことはございません。

ここ最近では、実は学校さま向け(職員向け・学生向け)に
学校SNS危機管理という講義もさせていただいております。

もしSNS運用・炎上対策・危機管理に悩まれている学校さまがいらっしゃれば、ぜひご相談ください。


SNSについて
「この運用で合っているのかな…」
「学生とイベント作りをしたい」
「SNSそのものを見直したい!」

とお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティングのご相談もお受けしております。

<お問合せフォーム>
https://www.kesion.co.jp/pd/contact/


SNSを募集活動に効果的に利用するために、日々のアンテナを張っておきましょう。

それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。