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【SNS】<YouTube>学校SNSならこう使う。

山田洋平

投稿日:2023.4.20

更新日:2023.11.15

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第8弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回は【TikTok】について解説しました。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
【tiktok】学校snsならこう使う。

YouTubeまとめ

今までYouTubeといえば横型、長尺動画のイメージでしたが、
TikTokの流行もあり、2020年から縦型のショート動画(YouTube Shorts)がスタートしました。
同じYouTubeでも利用目的が異なるため、戦略を変える必要があります。
「新サービス乱立」という、広報担当者としては涙モノの状況が続いていますよね…

【利用者など】
・高校生ユーザーの利用率はSNSの中でも高い。
・日本では40代、50代男性の利用率が高い(人口のボリュームゾーン通りという結果?全世代に幅広く浸透しているSNS)。

【高校生の主な利用用途】
・好きな有名人のフォロー、エンタメのチェック。
・Shorts(縦型動画)で暇つぶし、新しい情報の収集。
・気に入ったモノ、コトを長尺・横型動画で検索。
・分からないことや勉強法の検索。

【これからのオススメ利用方法】
・Shortsで潜在層への認知を得て、横型動画(公式PVなど)への流入を増やす。
・横型動画は再生数を意識し過ぎず、他校との差別化を意識した質の良い動画を制作し、時間をかけて顕在層への再生数を伸ばしていく。
・更新イメージは週に1、2本Shorts、月に1本横型動画(目安)。

なぜ、横型よりも縦型なのか?

現状では、縦型動画がアルゴリズムで優遇されており、再生回数が期待できます。
まずは縦型動画でチャンネルへの流入を図り、そこから横型動画の再生数UPを狙っていきましょう。

今まで横型の動画をたくさん投稿されていた方は、この機会に切り抜き動画として
過去の動画を縦型に再投稿していくことで投稿数を確保するのも有効です。

ただ注意点として、縦型のルールに合わせた投稿をしてください。横型動画をそのまま載せるのはオススメできませんので、ポイントを記載しておきます!

① 15秒〜30秒で完結させること。
② サイズを縦長に調整すること(できれば縦長全画面になる方が見栄えが良い)。
③ コメント欄に本編へのURLを記載すること。

横長動画をそのままShortsに投稿すると、サイズの関係から上下が黒背景となってしまいます。
その場合は、例えばオチを連想させるようなテキストを入れたり、視聴者に伝えたい内容を入力するなど、せっかくのスペースを活用したいですね。



【学校ならではの】オススメ再生数UPテクニック

では次に、(本気になれば)明日からできるオススメ再生数UPテクニックをひっそり記載します。といってもWEBで公開しておりますが。

・学校へのアクセス動画(駅からの道のり)
・オープンキャンパス30秒まとめ
・パンフレットまとめ
・学校オリエンテーション

といった動画を作りましょう。
そして、こちらの動画はそのまま公開しておくだけでなく、

資料請求をした方への御礼のメール
LINE登録をしてくれた方への自動返信

にURLを必ず掲載し、まず最初はこのURLをチェックすればOKという雰囲気で見てもらうのです。

YouTubeのレコメンド機能は非常に優秀で、一度チャンネルを見た方にはすぐにオススメされるだけでなく、1ヶ月程度経ってからも再度オススメされることがあり、一度チャンネルの動画を見てもらうことには意外と価値があるのです。
(もちろん、その動画自体が有益であることは言うまでもないですね)

学校に興味を持ってくれた方をYouTubeがリマインドしてくれるなら、これを使わない手はありません。
まずは一度チャンネルを周知して流入を取り、
他の動画へと繋げていくのが山田流、DX時代の勝ち方です。

再生数自体は数十回増えるだけかもしれませんが、
入学を検討している方から1回の再生を得ることは非常に重要です。
目先の再生数ではなく、その先の結果を見据えて考えてくださいね。

また、たとえ再生はされなくとも、YouTubeではサムネイルが一覧で出るため、
TikTokやリールよりもリマインド効果が高い、ということも補足しておきます!

まとめ

次回は【LINE】について解説します。

こちらはSNSというよりも、連絡手段としてのイメージが強いですが、
言うまでもなく学校広報担当者としては非常に重要なアプリです。

拡散という面では弱いものの、LINEでしかできない機能も多いため、絶対に使いこなしたいアプリであると断言できます!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。